矯正治療を受ける前に歯科医師に聞くべき5つの質問
― 後悔しないために、本当に大切なポイント ―
矯正治療は、
数年単位の時間と決して安くない費用がかかる治療です。
それにもかかわらず、
「なんとなく説明を聞いて始めてしまった」
という方が少なくありません。
実際に私は、
矯正後にトラブルが起きてから相談に来られる患者さんを
数多く診てきました。
そうならないために、
矯正治療を始める前に
必ず歯科医師に聞いてほしい5つの質問があります。
これらの質問に、
きちんと納得できる答えが返ってくるかどうか。
それが、矯正治療で後悔しないための大きな判断材料になります。
質問①「この矯正治療で、どのように噛めるようになりますか?」
歯並びの説明はあっても、
噛み合わせについて具体的な説明がない場合は注意が必要です。
矯正治療の本当のゴールは、
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見た目がきれい
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しっかり噛める
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顎や歯に負担がかからない
この3つがそろうことです。
「きれいになりますよ」だけでなく、
「どう噛めるようになるのか」まで説明してもらえるかを
必ず確認しましょう。
質問②「マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらが向いていますか?」
マウスピース矯正は便利で目立ちにくい反面、
すべての症例に向いているわけではありません。
この質問をしたときに、
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両方のメリット・デメリット
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なぜ自分に合う(合わない)のか
をきちんと説明してくれるかが重要です。
「これしかやっていません」
「大丈夫です」
だけで終わる説明は、慎重に考えた方がよいでしょう。
質問③「噛み合わせが将来どうなるか、どこまで考えていますか?」
矯正治療は、
終わった直後よりも 数年後・十数年後 に差が出ます。
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後戻りしないか
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被せ物が必要になったとき困らないか
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歯が欠けたり壊れたりしないか
こうした点を考慮しているかどうかで、
治療の質は大きく変わります。
「矯正後の人生」まで考えているか
この質問で、歯科医師の視点が見えてきます。
質問④「この治療で、将来歯を削る可能性はありますか?」
矯正治療そのものでは歯を削らなくても、
矯正後に噛み合わせが合わず、
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被せ物が必要になる
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不自然な調整が必要になる
ケースがあります。
補綴(被せ物)の視点がある歯科医師であれば、
将来の修復治療まで見据えた説明があるはずです。
「今だけ」でなく、
将来の歯の健康まで考えているかを確認しましょう。
質問⑤「この治療のリスクやデメリットは何ですか?」
どんな医療にも、
メリットだけでなくリスクがあります。
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思った通りに動かない可能性
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後戻りのリスク
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噛み合わせの違和感
こうした点を
正直に説明してくれるかどうかは、とても大切です。
リスクの説明がない治療は、
慎重に考える必要があります。
この5つの質問で「何が分かるのか」
これらの質問をすると、
自然と次のことが見えてきます。
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見た目重視なのか
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機能(噛み合わせ)まで考えているのか
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長期的な視点があるのか
つまり、
「歯を並べる人」なのか
「噛み合わせまで設計する人」なのかが分かります。
矯正治療は「誰に任せるか」で結果が変わる
同じ装置、同じ期間でも、
矯正治療の結果は
歯科医師の考え方と設計力で大きく変わります。
だからこそ、
遠慮せずに質問してください。
しっかり答えてくれる歯科医師は、
あなたの治療にも真剣に向き合ってくれるはずです。
富山・北陸で矯正治療を検討されている方へ
矯正治療は、
人生に長く影響する医療です。
歯並びだけでなく、
噛み合わせ・将来の安定まで考えた治療を
ぜひ選んでください。
不安や疑問がある方は、
どうぞお気軽にご相談ください。
【この記事のポイント】
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矯正前に質問すべき5つの重要ポイント
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見た目だけでなく噛み合わせの説明が重要
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マウスピース矯正は万能ではない
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長期的な視点がある歯科医師を選ぶことが大切

