コンビネーション矯正の特徴
マウスピース矯正とワイヤー矯正には異なる特長があり、それぞれの特長を活かして、短期間で、かつ低料金で治療を行う手段です。
「ブレイシアライン」に込めた意味
コンビネーション矯正では、“早く”、“正確”で、“痛みが少ない”という「ワイヤー矯正」の良い所と、「マウスピース矯正」での良い所の両方の利点を生かした矯正法となりますが、この方法には名前がないために両方の矯正の英語をかけあわせて、当院院長が「ブレイシアライン」と名付けたものです。
※「ワイヤー矯正」は英語でブレイシング(bracing)、「マウスピース矯正」は英語でアライナー(aligner)と言います。
コンビネーション矯正のメリット
1高い矯正効果が期待できる
ワイヤー矯正とマウスピース矯正を組み合わせておこなうコンビネーション矯正は、両者のデメリットを補えるのが特徴です。どちらか一方でおこなうよりも高い矯正効果が期待できます。
2複雑な症例に対応できる
治療法によって得意・不得意な動きが異なります。不得意な動きを補えるコンビネーション矯正は、複雑な症例でも理想どおりに仕上がりやすいため、満足度は高いといえるでしょう。
3費用対効果がよい
デジタル矯正治療を活用しているため、従来よりも精密な装置が製作可能です。細かな動きを再現しやすくなるため、精度が格段に向上し、費用効果が高い治療がおこなえます。
4治療期間を短縮する可能性がある
強みが異なる治療法を組み合わせておこなうことで、無駄のないスピーディーな治療を実現します。AIによる装置の自動製作も時短効果につながるため、短期間での治療が可能です。
ワイヤーとマウスピース矯正を組み合わせる事例
デジタルテクノロジーの良さを最大限に生かした効率的な治療計画
治療の前半はさまざまな症状に対応できる「裏側矯正」ならではの歯の動かしやすさを活かして、いち早く理想的な歯並びへと治療を進めます。その後、おおよそ治療プログラムの2/3程度、期間にすると半年〜1年程度で「マウスピース型矯正」に治療を切り替えます。
重度のでこぼこや噛み合わせを改善する、歯列を後退させる、抜歯スペースを閉じるといった大きな動きが必要な部分をワイヤー矯正である裏側矯正を用いて行い、抜歯スペースを整え、歯列の整列や調整をマウスピース型矯正で行なっていくイメージです。
マウスピースの良さも引き出す
治療の後半はマウスピース型の装置を使用するため、審美性を気にする必要がありません。装着していても目立たず、違和感が少ないことで滑舌にも支障をきたさない点が、マウスピース矯正のメリットといえます。
デジタルでおこなうマウスピース矯正は、型取りが初回の1度しかないため、体への負担も最小限に抑えられます。調整は患者様自身でおこなえることから通院回数もワイヤー矯正にくらべて少なく、食事の際は外せるためトラブルがおこるリスクも低めです。ワイヤー矯正単体でおこなうよりもモチベーションが維持しやすいでしょう。
ブレイシアライン(コンビネーション矯正)の費用と詳細
ブレイシアライン(コンビネーション矯正)
標準料金 | ¥1,100,000~¥1,650,000 |
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治療期間 | 1年~5年 |
治療回数 | 12回~60回 |
リスク/副作用 | 費用がかかります。ワイヤー矯正、アライナー矯正で起こり得るデメリットがそれぞれ生じる事があります。(例:ワイヤーの時に痛みを感じる事がある。ブラケットが取れる事がある。) ブレイシアラインは公的医療保険が適用されない自由診療です。 |
※相談・検査・診断・治療までの標準料金