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インプラントがダメになった場合には その１
この方は、左下の奥歯に入れたインプラントが取れそうという主訴で来院されました。
実際、手前のインプラントはほぼ周りの骨が吸収しており、すぐに取れてしまいました。
インプラント
左下の一番奥歯にあるインプラントはまだ使えそうだったので、そのインプラントと手前の２本の歯を土台にし、取り外し式の部分入れ歯を作成することにしました。
これだけ大きい欠損をインプラントで補うのは不可能。。このようにインプラントが使えない場合でも、しっかりした部分入れ歯なら、インプラントと変わらずに食事が出来ます。
歯の方に内冠をセットし、その上に外冠をセットし、噛み合わせの高さ、形、フィット適合具合などをチェックします。
問題なさそうだったので、本日は、取り込み印象を行いました。
部分入れ歯、特にこのように内冠、外冠、メタルフレームを作成するようなケースは、一つ一つの手技に正確性が求められます。少しでも狂うと精度が格段と落ちてしまいます。
次回は、外冠と部分入れ歯の本体となるメタルフレームの作成に取り掛かります。
