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デジタル歯科治療に必須。CADソフト上のGenerate Virtual Imprint機能とは?

Generate Virtual Imprint」機能は、歯科用CADソフトウェア「exocad」に搭載されている機能で、デジタル上で咬合(かみ合わせ)関係をシミュレーションし、対合歯との接触状態を再現するためのものです。
簡単に言えば、「咬合紙のように、どこで当たっているかをデジタルで“見える化”する機能」です。


🔍 機能の概要

項目 内容
🔧 機能名 Generate Virtual Imprint(仮想印記生成)
🖥 対象ソフト exocad DentalCAD
🧠 概要 上下の歯列(咬合関係)を仮想的に接触させ、接触箇所や干渉部位を「色」で視覚化
🎯 主な用途 咬合調整、補綴設計時の干渉チェック、咬頭嵌合の確認、バイトの再評価
📌 利点 模型を印記材に押し当てたようなデジタル再現が可能/設計の精度と効率向上

📊 機能の仕組み図解

こちらが「Generate Virtual Imprint」の流れとそのイメージ図です:

💡 流れ図

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1. 上下顎のスキャンデータ or 咬合位置を読み込み

2. 仮想咬合器上で咬合接触をシミュレート

3. 接触の強さ・分布を「色」で表示
(赤:強く接触/青:軽い接触/無色:非接触)

4. 補綴物設計時の調整に活用

🖼 イメージ図(概念)

┌────────────┐
│ 上顎模型(Maxilla) │
│ ▼(バイト圧) │
│ ┌────────┐ │
│ │ 仮想インプリント │ │ ← 接触部に色がつく
│ └────────┘ │
│ ▲(反力) │
│ 下顎模型(Mandible) │
└────────────┘
→ 色の分布で咬合圧がわかる

🦷 臨床応用の例

応用場面 使用目的
クラウン設計 強すぎる接触を事前に回避する
ブリッジ設計 支台歯と対合歯の関係性の調整
咬合スプリント 咬合干渉の見える化
アライナー治療 咬合接触の変化の分析

✅ メリットまとめ

  • 実際の咬合紙や印記材を使わずに干渉部位の視覚化が可能

  • 再設計の回数を削減でき、チェアサイドでの調整が軽減

  • 患者の咬合状態を数値・色で説明可能(患者理解の促進)

 

以上、参考にしてみてください。

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